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信じてる話

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 「そうじゃねぇな。どうなってんだ」  いつもの温泉の更衣室でのことだ。おじさんが爺さんのシャツを着せてやっていた。髪を乾かし終えた私も助太刀して2人がかりで着せてやった。 「それじゃ腕が通らねぇよ」  爺さん、今度はジャンパーが上手く着られない。袖が裏返っているからだ。2人がかりで着せてやった。 「済まないな、兄さん」  なんの、明日は我が身ですから。こんなこと一善にもなりゃしない。  私だって可能な限り出歩きたいし温泉にも浸かりたい。いつの日か私が着替えに難儀していたら、若い衆が寄ってたかって手伝ってくれると信じているぞ。   だが、この国は弱っている。頼りの外人さんたちも国に帰ってしまうだろう。2倍3倍は稼げると遥々やって来たのに円が弱って母国に毛の生えた程度の稼ぎにしかならないのだから当然だ。家族と一緒の方が良いに決まってる。更に小学生から英語教育して、万が一にでも高校卒業までにそれが身に付いたとしたら、この国の若者たちは海外に流出してしまうだろう。英語が使いこなせれば日本で働く意味がないからだ。子供は宝だの平等に教育の機会をだの言っても、それが本当にこの国の未来の為になるのか。よその国に出て行かれたら、それまでだろうに。   そんなこんなでどうなることやらだが信じてるぞ、日本。

取っ替え引っ替えな話

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  積雪は30センチほどあったので雪かきに難儀した。  おかげで金曜は閉じ込められたので、ずっと家にいた。演奏にも時間を裂いたが、ジュリアーニのほかにソルの練習曲を暗譜した。音色の改善に取り組む為だ。機材のせいばかりにしていられないのでね。だいぶ効果が出ている。やはり爪の形状が最も影響するね。解っちゃいたけど。  あとはフォルテの音量と音色の問題だな。大きな音は強く弾くのではなく、楽器を豊かに鳴らすことで得られるのだと思う。それでこそ楽器本来の音量と音色が姿を現すのだ。だがこれも解っちゃいるけど難しい。  上記2曲のはかにラグリマも入れて、珍しくもこの3曲を取っ替え引っ替え弾いている。寒さが続く冬場だが、まずまず楽しく過ごせている。  課題に取り組みながら春を待つとするか。