久しぶりに『虹を翔る覇者』聴いてみた話
どうも。ゆるキャラが頬に手を当てて「小顔ポーズ」をしていると思ったら、重い頭部を支えていたことに気が付いた者です。その後、愛想良く手を振りまくっていたが、中の人も大変だなぁ。首をやっちまわない様に願うばかりだ。 マイケル様の新作『ユニバース』の中に、ロニー・ディオに捧げたトリビュート曲があるそうなので、久しぶりに『虹を翔る覇者』を聴いてみた。以前マイケル様は「理想のバンドメンバーは?」の質問に対して「俺がツェッペリンに入るのが理想かな」と答えていた。だが、この時期のレインボーには痺れていたようだ。この3人のね。 私的にはディープ・パープルには余り興味は無くて、リッチーなら、この世代。 グラハムが参加した『ダウン・トゥ・アース』。このアルバムとマイケル様の『黙示録』をMDに詰め込んで80分間「グラハム・ボネット祭り」しながら通勤していたほどの愛聴盤だ。 『治療不可』に至っては、日本盤に米盤をおかわりしちゃってる始末。1作目2作目も悪かないが、ポップなレインボーが大好物。「コーセー歌謡ベストテン」からの「ダイヤトーン・ポップスベストテン」育ちなもんで。あいされんだぁぁぁーーーっ。 『虹を翔る覇者』の録音状態だが、音場は充分広いが、埃っぽい。ダイナミックレンジに問題ないが、周波数特性の上下は制限されている。時代とジャンル相応とも言えるが、低音域はもう少し欲しい。各楽器のバランスはよろしくなく、ボーカルは1コンマ、ベースは2コンマ上げたい所だ。音色・質感はあまり良くない。CD化された際に何かしら改善されているかもしれないが、未聴なので何とも言えない。 当盤を「ベストでありマスト」とする声に意義を唱えるつもりはないが、前記したようにポップなレインボー好きな身からすると『治療不可』を推したい。曲も粒揃いだし、リッチーのギターも堪能出来るしね。ホント最高。 マイケル様の新譜のリリースまで後ひと月か。待ち遠しいなぁ。おっと、お布施の用意をしなければ。ポチッとな。