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7月, 2023の投稿を表示しています

第4番が激ムズの話

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  どうも。馬鹿暑いなか販売店にデフオイル交換に行って来た者です。  ねずみ号とポリたん合わせて4万キロ走行したけど、軽くて小さくて加速しなくて実に良い。私にぴったりだ。  待ち時間にPHEVのCX-60に試乗して来た。  良いモノ感出てたね。機能満載で至れり尽くせりだが、私には縁のない車かな。  さて、酷暑のなか第4番を読み始めたが、まぁ難しい。なぜって和音の曲だからだ。  ギター曲は基本的にスケール、アルペジオ、和音の組み合わせで出来ている。この3要素のなかで最も難易度が低いのは「速くないスケール」だ。スケール=困難と思い込んでいる人も多くいるだろうが、スケールは一度に「1音弾く」だけなので難しくはない。1拍に6音弾くだとか、バスを付けるとなると難易度は上がるが、速くない速度で1音1音弾くだけなら簡単だ。  次に簡単なのはアルペジオで、和音の構成音を「1音ずつ弾く」だけなので、弾く音を順番に押さえて弾けばよいだけで、スケールとの違いは弾いた音をハープのように途切れさせないことだ。私のように薬指が動かなくて「3フィンガー」スタイルでこなそうとするならば難易度は上がってしまう。  技術的に最も困難なのは和音だ。和音は同時に複数の音を弾かなければならない。同時に押さえて同時に弾くのだ。「1音だけ」とか「1音ずつ」ではなく、同時に複数の音(2から6音)を弾くのだ。これはやってみれば身に沁みてわかるが、1拍ごとに動く和声など困難の極みなのだ。  トップノートは多くの場合旋律なので外せない。1番低い音はバスなのでこれも外せない。内声もいい加減で良いはずもなく、3度は和音の特徴を決めるので外せない。テンションノートが聴こえなければテンションの意味がなくなるしで、全てをバランス良く弾くのは困難を極める。  和音を弾く=手を握る(右手)なので、外側の2本に力が入りやすい=大きな音になりやすい。多くの場合はトップノートかバスが旋律なので困りはしないが、内声にも意味を持たせたいなら簡単ではない。それを1拍ごとにするとなれば尚更だ。第4番はこれの連続なのだ。しかも終曲なので速度を速めに設定したいのだから更に難易度が上がってしまう。  この第4番を成功に導くには、困難な箇所はセオリーと経験則に基づいて変更・省略をして運指(どの音をどの指で押さえるか。どの弦をどの指で弾くか)を完全に身につ

残るは第4番の話

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   右腕は痺れが気になる状態だ。さらに先日からは左手の小指の先が痺れ出した。梅毒なんだろか。演奏には差し支えないので大事ではないけど。  第2番は困難だったな。ただでさえ和音の曲なのに謎が多かったし。聴いたら何の不思議もなかろうが、楽譜通りじゃないからね、これ。楽譜が同じではないが、セゴビアは不思議なところは不思議な感じに、そして楽譜通りなんだろがフレーズの切れ目じゃないところで切って演奏している。私はそのままじゃ気持ち悪いんで別の答えを出しといた。  さあ、次は第4番この連作最後の1曲だ。なんとかして完走しなければ。梅雨も明けて暑さも厳しくなるが、ゆっくり取り組もう。

『君たちはどう生きるか』を観て来た話

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 どうも。ワークマンでパンツ買うの初めてなんで試着していたら肘が呼び出しブザーに当たって係の人が来てしまい「違うんです、すみません。はい、これ買います。袋は要りませんです」てなった者です。  薄くて涼しそうで良さげな奴だ。  都市部は満員御礼らしいんだけど、地方の平日の昼間の回では、多く見積もっても3割ほどの入りだった。  とにかく画力がすごい。素人目に見ても凄いと思う。台詞は少なく、説明はない。考えずに感じる作品かな。子連れで行ってはだめ。「ジブリ」ではなく「宮﨑駿」作品だからね。 『風立ちぬ』を観た時は『ポニョ』で終わらなくて良かったと思ったが、個人的にはこれが最後なら尚良いね。  なぜ本作は宣伝しなかったか。出来なかったのだろ。そして、それが正解なんだろう。ある個人の自伝であり、その内面を晒したものを、どう宣伝出来るというのか。  同業者やモノを作る人々は本作をどう受け取るのだろうか興味深い。一方、市井のおじさんは小さな事を小さくやるのみ。  これが到達点なのか限界点なのか。出がらしを呑まされているのか、はたまた新種の飲み物をご馳走されたのか。それは観た者一人一人が感じるべきことだろう。せっかく宮﨑駿監督と同じ時代を過ごせているのだから、少しは糧にしたいものだと思う。   『君たちはどう生きるか』は遺作になるのか。ならないんじゃないのか。次回作を作り始めるが未完に終わるのではなかろうか。誰が跡を継ぐ。やはり庵野秀明なのだろか。そんな気がしている。  

雨でも晴れてもな話

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 降れば大雨。東北のみなさん、お見舞い申し上げます。  晴れれば猛暑。  危険で出歩けねぇ。  室内から出ないんだぜ。    こんな時は家活するべし。 低音弦も交換した。取り組み中のミランのパバーヌ第2番は、1カ所ルバート、1カ所1音加える(フレージングに関して。他所でバスを加えるなどの変更あり)、結尾部の前は大きくルバート(バスのE音を止めない)で進行中。  日々を有意義に過ごしたい。やる気を出して行こう。