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6つのパバーヌ全曲を終えての話

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  難しかった第4番。解っちゃいたけど難儀した。倍の長さだったら無理だったろう。短くて助かった。こんな場合は活きのいい内に撮影してしまうに限る。長い期間弾いていたら右腕を故障し兼ねない。和音の曲は当分弾かないぞ。  この6曲は組曲ではない。連作だ。バロック期の組曲なら6曲それぞれ違うリズムで書かれるが、パバーヌ単独の連作となると、どう弾いて良いのやら。曲調によって緩急を付けて弛まないようにしてみたが、全ておなじテンポで弾くのもありなのか。やりませんけど。  通しては弾けない曲も1曲1曲録画して繋げれば弾いた感を得られるものだと知ったので、活用したい。この手なら3楽章のソナタも6つの組曲も12の変奏曲も弾ける可能性が出て来た。擬似的にだけども実際に弾いた事に変わりはないのだから。  次はゆっくり、まったりな曲に取り組むぞ。今度こそ答えを出してやる。この曲を弾き果せなければ死んでも死に切れんのだからな。まだ死にませんけど。

クラクラクラッシックの話

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 暑いなぁ。嘘だと言ってくれよ。   狭いなぁ。どこも混み合っているし。  古いなぁ。それが売りなんだけどね。  マネージャーさんと2人なんで、椅子並べのお手伝い。  期待が高まるね。  今一番実演に触れたかった村治奏一氏の演奏会に参加。渡りに船だった。  クラシックにこだわらない演目の自由な演奏。今、奏一氏は過渡期なんだと思う。大輪を咲かせる前の大きな胎動。見える、見えるぞ。天上の扉が開いて椅子が差し出される様が。我々は今、奏一氏が雲上人になる過程を見ているに違いない。見届けなければならないぞ。  雲上人(予定)は連戦なんで荷物も多め。明日は八ヶ岳高原で姉上とデュオなんだと。  静かな湖畔で打ち上げ。散り散りに解散。市井の者には市井の者でやることはあるのだ。試してみたい事が出来た。