愛車の6ヶ月点検して来た話
ジェフも逝っちまって寂しい限り。寒いしろくな事がない今日この頃。 「お客さま、お車の6ヶ月点検にお越し下さい」 もうそんな時期か。見てもらうとするか。 ご多分に漏れずここらも寒波襲来でポリたんはどろどろだ。洗ってから行こう。 よろしくどうぞ。 しかし寒いと出歩かなくなる。 家に居ると食べちゃうのよね、なにかと。 ギターも弾いている。ジュリアーニの『ラ・メランコニア 作品148–7』の暗譜を終えたところだ。この曲は稲垣稔氏のセカンドアルバム『ファンタジア』に収録されていたのを聴いた時から、いずれ弾きたいと願っていたものだ。スペインものを弾こうと楽譜を漁っていたら出て来たので取り組む事とした。 作品148全曲は聴いた事ないんだ。おそらく1ダース12曲あると思われるけども。技術的には弾くだけならなんとかなりそうだ。が、課題も見つかっている。いくつかあるけど音量のコントロールが最大の問題かな。この楽器の構造上どこも押さえない解放弦が最大で、ポジションが高くなるに連れて弦の振幅が小さくなるので大きな音量を出す事は困難になる。そこまで高いポジションはないのだが、野良ギタリストにとって和音のf,ffは充分に困難だ。 思い出すのは渡辺香津美氏とのデュオで観た村治奏一氏の演奏だ。確か奏一氏のターンは2曲のみ。その1曲で音程を上げながらクレシェンドして行ったのだが凄かった(曲目失念)。より聴こえやすい音質に切り替えながら相対的に音量が大きくなっているように聴かせたはずだが、あれほど見事に出来るのを目の当たりにして震撼したのだった。プロフェッショナル恐るべし。今でも忘れられない。 「お客様、お車問題ございませんでした」 ポリたんも元気でなにより。寒さももうひと月だ。我慢、がまん。