どうも。混み合っている時こそポツリと停める者です。 久しぶりに肝を冷やす事が起きた。財布が行方不明になったのだ。記憶を辿ってみると、最後に財布を取り出したのは郵便局だった。だが、そこで落とした覚えは無い。ねずみ号に乗り込んで、助手席に置いたはずだ。帰宅してどうしたか? 玄関、居間、自室の財布置き場。どこも見つからない。参った。思うところあって、この数週自室ではなく、ジャケットに入れっぱなしにしていたのがいけなかった。いつの間にか落としたか。 眠れない一夜を過ごした。落としたとしたらやはり郵便局しかないが、財布の中身はなんだったろう。現金は3万以下なので良いとして(号泣しますけど)、カードが2枚と運転免許証がマズイ。カード悪用されないだろか。勝手に使われたら支払いどうなるのだろか。運転も免許不携帯になるし・・・。郵便局に向かう前に今一度ねずみ号の車内を隈無く探したが、そもそもシートに置いた財布が落ちるわけがない。肩を落としながらパソコンで諸々検索しようと椅子に座ると、ん? 暗い足下のエフェクターケースの脇に何かある。あった、あった。財布だ。なんでこんな所に。灯台下暗し。足下にあるとは考えもしなかった。しかし解せない。親切な妖精さんが届けてくれた訳でもなし、どうして足下にあったのかが解らない。ジャケットから落ちた? ポケットに入れたのなら財布が落ちる程の大穴が空いたのか? パソコンのデスクに置く事は考えにくいし、置いたとして落とせば気付くだろうし・・・。何が何やらだが助かった。 一気に雲間から見えた青空のような気分。 浮かれてたい焼き食べちゃったんだぜ。 今回の事件は、不注意と記憶の曖昧さが起こしたものだろう。物は置き場所を決めて毎回そこへ置く事。外に置き忘れることはまず無いので、家内を良く探す事。今後物忘れは加速度を増すだろう。だからこそあるべき物があるべき場所にあることが大切になる。無くし物をするのは不安だし、探す手間と時間が無駄だ。やるべき事はいくらでもあるのだから。 自分が初老なのだと再認識。諸々気を付けねば。