暗譜出来ない話
シン・ウルトラマンの「これじゃない感」には閉口せざるを得ない訳だが、BWV1008アルマンドの「暗譜出来ない感」も大変なものだ。 前半12小節後半12小節。これも一因だろうが、なにしろ歌えない後半が手に付かない。このリッチー・ブラックモアの手癖のような「グズグズ感」がどうにも頭に入らない。後半冒頭からずっとそうなんだ。バッハの無伴奏曲には多かれ少なかれこの「グズグズ感」があるが、この曲は多すぎではないのか。 自宅にいるほとんどの時間を音楽(聴く、弾く)に費やしているが、年内に全曲弾き終えることが出来るのか怪しくなって来た。こちらが初老で諸々衰えているのは否めないが、やはり歌えないのが大きな要因だろう。歌える前半はすんなり暗譜出来ているのだから。 焦らずじっくりと取り組む他あるまいが、どうしたものやら。ここで愚痴っている時間を暗譜に当てるべきか。 シン・仮面ライダー、見るべきか見ざるべきか。そんなことしている場合か。何がなにやら。