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4月, 2025の投稿を表示しています

こうありたいねな話

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   久しぶりにやって来ました中野ギター工房。良い天気だ。  たのもーう。コルトレーンよりロリンズが好きでお馴染み、あ〜さんと申します。本日はお招きに預かりまして恐縮です。 「早速でかけよう」  そうしましょう。  でっかいホールにやって来ました。盛況だのう。  世間の閉塞感を忘れさせるほどの活気だ。こうありたいねぇ。おおぅ、親方が係の人に声をかけたぞ。 「招待して頂いた中野です」  かっけー、かっけぇよ親方。三鷹の時は2階の横側の端の席だったのに。招待席とは。 「それと、かおりんのマネージャーさんを呼んでもらえるかな。貢ぎ物があるのでね」  すっげぇ、超リスペクトなんだぜ。  最後段にダブルベースが6本も並んでいる。景気がいいねぇ。でもギター協奏曲なんだけど大丈夫かな。ソリストは村治佳織。姉さん、頼みますぜ。  それにしても良い席だ。1階11列目中央、前は通路で足のばし放題。演者と目線が一緒で音通りも良し。招待席って良いね。 「本来はかおりんのご両親の為の席なんだ。来られなくなったので頂いたのだ」  そりゃもったいないことだ。ラウンドワン帰りで来ました、みたいな服装で申し訳ない。燕尾服来てくれば良かった、持ってませんけど。  結果、バイオリン8からに間引いてマイク立てていたけれど、厳しかったね。でもヴァイオリン協奏曲でも埋もれるとこは埋もれるからね。演奏は立派の一言。さすがっす、姉さん。演奏以外の登場退場を含めたその堂々たる立ち振る舞いも素晴らしい。そして鳴り止まない拍手のなか何度も舞台に呼び戻され、ブラヴォーの声が飛び交う中で返礼するその姿の男前なことこの上無し。ソリストはこうありたいねぇ。  休憩の後は最も「どうかしている」交響曲、ベートーベンの第3番。これも良かったねぇ。ホルン隊張り切ってたねぇ。読響最高じゃないですか。1300席を埋め尽くした大観衆からの万雷の拍手鳴り止まず。  いやぁ、良い冥土の土産になった。なんだか運だけで世渡りしている今日この頃。感謝感謝の日々ですよ。たまにはこんな日もなくてはね。めでたし、めでたし。  

あの日々は何処な話

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  弾き終えましたけどね。世間は騒がしくていけねぇや。  米は高いどころか店頭にない。 オーバーツーリズムで旅も楽しめない。地震は起こるし、隣国の争いは終わる気配無し。平和な日々は何処へ・・・。  楽しめることを探して地道に暮らす他ないか。やれやれだぜ。

毎年恒例花見の話

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  花見に行って来た。肌寒いね。  やあ、みなさん。精が出ますね。今日こそ悟りを開いて下さいね。応援しています(ウソ)。  朝から賑わってますな。まだ6時前ですけど。  歩き始めは巻いていた霧もスカッとスッキリ。  今日は拝めないのかな、からの登場は流石の千両役者。まるで『栄光のル・マン』冒頭でのマックイーンの様だ。よ、日本一。  イベント会場から離れると静かにはなるが交通量は多め。明日は雨の予報だしな。  この辺りの歩道の整備はありがたい。予算が付いたらもう少し延ばしてくれそうだ。  町もやってくれてはいるんだが、相変わらず歩道を走る自転車は後を絶たない。後手後手なのよね。  ザルなんだよね、やってはいるけど拘束力は低い。すでにけが人は出ているはず。死人が出てからじゃ遅いんだ。なんとかしてくれよ。  河口湖畔は相変わらず外人さんでカオス。  先日知り合いのおじさんがレンタカーの外人さんに追突されたんだよ。そんなに走っているものなのか気になっていたんだけど、驚きだ。  1台2台じゃなかった。  ここだけで10台はいた。  レンタカーで観光地を巡り、現場では貸し自転車を利用する外人さんとのトラブルに対応しなければならないぞ。怪我や体調を崩して医療機関を利用する外人さんも激増していると聞くし・・・行政はどこまで把握しているのだろう。  俺たちの長浜親水広場は静かで何より。  小鳥が闊歩している。平和だねぇ。  満開ではなかったが花見も満喫できたし    晴天で清々しい1日だった。ありがたい。  悟りが開けた、または解脱出来た人いませんか・・・ドンマイ。次がありますよ。頑張ってください、応援しています(ウソ)。  山に春は来ているのか? まだまだスタッドレスタイヤは脱げない。

美しいが難しい話

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 どうも。寝起きでロッキーのサントラ聴いて、先ほどディープパープルのインロックを聴き終えた者です。最高かよ。  今日は暖かくて過ごしやすかった。いつの間にか4月だもんな。そう来なくっちゃ。温泉も空いていたし、ありがてぇ。アナログディスプレイをリッチー特集にしてやった。映えるねぇ。  そんなこんなでポンセのサラバンドに取り組んでいる。  セゴヴィアに唆されてヴァイス名義で 発表された例のアレだ。けど、ギター用て書いちゃってるし。ヴァイスはギターのない時代の人ですけど。  組曲イ長調のサラバンドは誰しも一聴して心に残るはずなのだが、この組曲の最後に置かれたジーグに喰われてしまっているのか、知る人ぞ知る存在なのが残念な名曲だ。ジーグがねぇ、かっけぇのよ。インパクトが強すぎてそれ以前の記憶が薄れるのだろう。この曲を聴き終えてなにを思うか。多くの人、初めて聴く人のほとんどは「ジーグ!」と答えるだろう。仕方ないけどね。  サラバンドは美しいアリアだが、フレージングが難しいのよ。技術的にはトリルが難関だ。高低高なのよ。低高低の方が音が出やすいのだよね。そもそもエレギで弾く分にはどちらでも関係ないので練習などしたこともなかったが、クラギだと音が出ないので閉口している。なんだろ楽器に問題があるんじゃな 「なんだと」  楽器は最高なんで弾き方の問題だ。悪態をついていても仕方ない。きっとコツがあるはずだ。なんとか弾き切りたい。陽気も良くなったことだし、やるだけだ。