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『およげ!たいやきくん』を編曲した話

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  『クラシックギターで弾きたかった歌』の2曲目は、これ。  こんな風にバスを動かすのは初めての試みだったけれど、そこまで難しくはなかった。いや、自分で編曲しているのだからそうしなかったが正しいか。サビの途中でオクターブ下げたのも初だったけれど、上手いことまとまったかな。  サーキットの狼ミュージアムのお土産を額装してみた。映えるよね。  たいやきくんにしろサーキットの狼にしろ、あの頃は楽しい物事だらけだったよな。油断してたおかげでこの国はこの有様だ。日本って主権は国民にあることになってるけど、本当かな。ミスターの死で昭和も終わってしまったよ。  今年はギター用に書かれた曲しかやらないんだ。編曲はもう1曲かな。いつまでも続けられることじゃないから、順序をよく考えて楽しむのみだ。  

新車衝動買いした話(3年振り2回目)

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愛車の車検が近いんで販売店に行ったら 「お客様、査定させて頂いてもよろしいでしょうか?」 は? 「良いご提案が出来るかもしれません」 はぁ。 「現行型の試乗もどうぞ」  是非。 いやー、良いですな。 令和4年式でも充分だけど ステアリングフィールが更にシャキッとした感じ。 新しくなったデフは試乗ではどんな物かわからなかったけど 足回りは良いぞ。 レーダーは良いとして ヘッドライト周りの灯火類は前の方が好みかな。 リアはかっけーね。バックライトもアッセンブリされたし。 「あのおじさん同じ車をまた乗り継ぐらしいわよ」」 「しかも屋根なくて狭いのに。どうかしてるわよね」 「しっ、目を合わせちゃ駄目よ」 へん、上等じゃねぇか。なるようになりやがれってんだ。 NDロードスター3台目行きまーす。

レトロオーディオの話

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先日空けた上の段にやって来たのはこれ。 令和7年にどうかしてるだろ。まさかのアナログプレイヤー2台並び。 言い訳1 アンプにPHONO入力が2系統あった。 言い訳2 MMカートリッジを使ってみたかった。 言い訳3 荒井由美のアルバム『ミスリム』にドハマリして 当時の音源はアナログディスクで聴くのがよろしと考えるに至った。 言い訳4 アナログディスク洗浄の最適解を見つけた。 とにかく所有しているディスクたちを愛でるには2台並べるべきなのだ(違うだろ)。 アンプの入力が4系統なので、これからは5台体制になるが ケンウッド(旧トリオ)×2 デノン(旧デンオン)×2 ヤマハ×1 となっている。 ヤマハはエレギを現在3本所有しているしで偏っているのは明らか。 オーディオ機器も楽器も デザインにプライオリティを置いているので、こうなる。 再び言い訳するなら ADプレイヤーは、日本的質実剛健なケンウッドとそれ以前の華奢なヤマハ。 CDプレイヤーは、全盛期の雄デンオンとSACD用のデノン となる。 また、これまでADはMCカートリッジしか使ってこなかったので 新入りのヤマハでMMを使う楽しみを増やした。 全てに理由があり、こうするしかなかったのだ(違うだろ)。 アナログディスプレイは動物特集。 猫、サイ、馬、いろいろ・・・。 これは童話の挿絵的なものかと思われるが、何がなにやら。 レトロオーディオもどうなることやら。 趣味の範囲で楽しもう。マニアにならないようにね。  

だからプロなのだな話

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  週末の湖畔のカフェは盛会だ。      この方は「プロの技術は違う」とか「その音楽性に感動した」とかではなく、演奏家としての凄さがあった。先日のかおり姉さんとは違う凄さだ。1曲のヒット曲を持ってどさ回りしている演歌歌手のようにも思えるが、私は学びが得られたし、顧客満足度は極めて高かった。これは生演奏を体感しなければ得られなかったことだ。演奏会に足を運んだ甲斐があるというものだ。また少し経験値が上がったぞ。今後に活かしたい。ありがたいことだ。  さて、歌の編曲は予想外に順調に進んだ。あとはカデンツァと仕舞い方をどうするかだ。なにしろこの曲の主人公は死ぬのでね。子供向け番組で放送されていたのに最後は喰われて終わる。原曲はカットアウトしている。それも死の表現としては有りだ。だがここはチャイコフスキーの6番やマーラーの9番の交響曲のように、息も絶え絶えに終わってみたらどうだろうと考えている。上手いこと出来るかはやってみなければ解らない。どうなることやら。

隠居してもらいますな話

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  こいつはもの凄く熱を持つので、ラックの上の段に置かざるを得ない。  なら隠居させれば良いじゃない。見た目も操作感も良いし、たくさんの機器を繋げるしで重宝していたのだが仕方ない。  トリオにカムバックしてもらう。下の段にいらっしゃい。  ADオンリー、配信どころかCD登場の遥か前ならではの、今では望むべくもないこの仕様。こいつのこの機能を使う時が来た。おらワクワクすっぞ。  お前も邪魔なんで隠居してもらうぞ。  そもそもCDプレイヤー3台繋げているなんざ狂気の沙汰なのよ。  2台で十分だ(それもどうだろ)。  さあ、上の段を空けたぞ。狂気のレトロオーディオ暮らしの始まりだ。どうなることやら。

オクターブ下げますな話

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 『クラシックギターで弾きたかった歌』シリーズ2曲目は、子供向け番組で放送されたにも関わらず旋律の音域が広く使われている。調性はホ短調でサビで同主調に転調するが、この調はギターの大好物であるため移調しないで編曲を進めていた。ところが、サビの終わりは高過ぎで、旋律だけでも鳴らし辛いのにバスも和声もままならない。オクターブ下げます。  ホ調でこの有様なので(レギュラーチューニングの場合ギターの最低音と使える最高音はホ音で、短調なら解放弦も全て使える)移調するにも適切な調はなさそうだ。サビの途中でオクターブ下げるなんざ初めての試みだが、やらざるを得ないし寧ろやってみたい。  しかし好きな曲を好きに編曲するのは楽しいものだ。作曲する訳ではないが、それでも十分に想像的でなんなら創造的ですらある。自分で弾く為の技術的な制約もむしろそれを助長している。ありがたいくらいだ。  上手いこと出来るか解らないが、なんとかまとめてみたい。それにしてもこの辺りのジャケットはかっけーねでお馴染みのジェフ様、我を見守りたまえ。さてさて、どうなることやら。

こうありたいねな話

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   久しぶりにやって来ました中野ギター工房。良い天気だ。  たのもーう。コルトレーンよりロリンズが好きでお馴染み、あ〜さんと申します。本日はお招きに預かりまして恐縮です。 「早速でかけよう」  そうしましょう。  でっかいホールにやって来ました。盛況だのう。  世間の閉塞感を忘れさせるほどの活気だ。こうありたいねぇ。おおぅ、親方が係の人に声をかけたぞ。 「招待して頂いた中野です」  かっけー、かっけぇよ親方。三鷹の時は2階の横側の端の席だったのに。招待席とは。 「それと、かおりんのマネージャーさんを呼んでもらえるかな。貢ぎ物があるのでね」  すっげぇ、超リスペクトなんだぜ。  最後段にダブルベースが6本も並んでいる。景気がいいねぇ。でもギター協奏曲なんだけど大丈夫かな。ソリストは村治佳織。姉さん、頼みますぜ。  それにしても良い席だ。1階11列目中央、前は通路で足のばし放題。演者と目線が一緒で音通りも良し。招待席って良いね。 「本来はかおりんのご両親の為の席なんだ。来られなくなったので頂いたのだ」  そりゃもったいないことだ。ラウンドワン帰りで来ました、みたいな服装で申し訳ない。燕尾服来てくれば良かった、持ってませんけど。  結果、バイオリン8からに間引いてマイク立てていたけれど、厳しかったね。でもヴァイオリン協奏曲でも埋もれるとこは埋もれるからね。演奏は立派の一言。さすがっす、姉さん。演奏以外の登場退場を含めたその堂々たる立ち振る舞いも素晴らしい。そして鳴り止まない拍手のなか何度も舞台に呼び戻され、ブラヴォーの声が飛び交う中で返礼するその姿の男前なことこの上無し。ソリストはこうありたいねぇ。  休憩の後は最も「どうかしている」交響曲、ベートーベンの第3番。これも良かったねぇ。ホルン隊張り切ってたねぇ。読響最高じゃないですか。1300席を埋め尽くした大観衆からの万雷の拍手鳴り止まず。  いやぁ、良い冥土の土産になった。なんだか運だけで世渡りしている今日この頃。感謝感謝の日々ですよ。たまにはこんな日もなくてはね。めでたし、めでたし。